【平成24年度】「インベントリデータベース動向調査」報告書(3.66MB)
平成24年度のJLCAデータベース調査活動として、国内外におけるLCAデータベースへのニーズや対応状況、各種プログラムにおける要求事項、国内主要関係者のデータ利用・作成の状況を調査・整理し、インベントリデータ収集管理の方法について検討する「インベントリデータベース動向調査」を実施しました。
GLAD(the "Global LCA Data Access" network)は、UNEPのライフサイクルイニシアチブにより、LCAインベントリデータベースが閲覧できるウェブサイトを提供しています。JLCAでは、日本のLCAインベントリデータベースを国際的に開かれたものにし、皆様から登録いただいているデータが広く認知、活用されることに貢献していきたいと考え、平成30年度より、ご了承いただいた工業会様のメタデータをGLADに登録しています。
※ メタデータとは:
提供する原単位データとその内容を説明するもので、地理的な範囲、作成年度、技術内容の説明等を含めたもので、通常のJLCAのデータにもすでに登録されている内容です。詳しくは、下の「GLADへの登録時にご準備いただくメタデータ」をご参照下さい。
GLADには、JLCAが参加してメタデータを登録しているほか、「IDEA」、欧州の「ecoinvent」、米国のUSDAなどのデータプロバイダーが参加しています。なお、JLCAのような有料のデータベース内のデータセットについては、当該サイトで直接閲覧できるのはメタデータのみです。つまり、JLCAデータベースのメタデータをGLADに登録した場合でも、JLCA会員以外はそのメタデータの閲覧のみにとどまり、JLCA会員のみが実際のインベントリデータを閲覧できることには変わりありません。しかし、メタデータをGLADに登録することは、世界のGLAD利用者に当該データの存在を知らせることになり、JLCAの活動としても大きな意義があることと考えております。
GLADサイト:
https://www.globallcadataaccess.org/search
※サイトの見方:
例えばセメント協会様のメタデータを見るには、上記サイトにて「dataprovider」のブルダウンで「LCA Society of Japan」を選択後、「Searchdataset」欄に「cement」と入力して「Search」または「Filters」ボタンを押下してください。
GLADへのメタデータ登録にご関心のある工業会様は事務局(lca-project@jemai.or.jp)までご連絡ください。